自社YK値を高めるためにできること

競合他社のYK値と比較して自社YK値が低い場合など、
「YK値を高めるにはどうしたらよいか?」とよくご質問をいただきます。


当社がYK値を上げるのに有効と考える方法をご紹介いたします。
これは実証等されているものではありませんが、 参考にしていただけると幸いです。

まず、YK値とは何か?を改めてご説明すると、
YK値とは「競合他社による無効審判などの特許への攻撃を はね返した度合いを数値化したもの」です。

これは、
「事業の利益を独占できるような特許ほど他社からの攻撃を受けやすく、 そのような攻撃を受けてなお生存している特許は、現に利益を生み出している可能性が高い」
との推論に基づいています。
(*この推論についてはある程度実証されています)

この点からすると、YK値を高めるためには、大きく分けて以下の2つの方法があると考えます。

方法①

「どのような特許を取ったら事業の利益を独占できるか?」という観点から技術開発していく。

➡自社の強みを伸ばすプロダクトアウト型の技術開発から、 市場で力を発揮する分野を伸ばすマーケットイン型の技術開発に転換する。

方法②

従来の技術分野にとらわれず、現在保有している特許が活用できる市場を探して展開する。

➡所有特許を事業利益の独占につなげられる新規事業を開拓する。

いずれも、将来または現在において高い収益性が期待できる事業と、技術の関係を把握することなどが 重要です。

YKS手法に関することやPATWAREに関するご質問などありましたら、メール info@patware.net もしくはお問い合わせフォームより、お気軽にお問合せください。