「YK値が0」の特許とは?

技術競争力を示すYK値。
特許の中には、YK値が「0(ゼロ)」であるものも少なくありません。

本稿では、「YK値が0」の特許に対する考え方を3つご紹介します。

まず、YK値とは何か?を改めてご説明すると、
YK値とは「競合他社による無効審判などの特許への攻撃を はね返した度合いを数値化したもの」です。

これは、
「事業の利益を独占できるような特許ほど他社からの攻撃を受けやすく、 そのような攻撃を受けてなお生存している特許は、現に利益を生み出している可能性が高い」
との推論に基づいています。
(*この推論についてはある程度実証されています)

つまり、YK値が0の特許は、競合他社から無効審判や異議申立といった、攻撃とみなされるアクションが一度も行われたことがないと判断できます。

このことから、YK値が0の特許は、次の可能性が考えられます。

A. 収益を生み出していない特許である

競合他社から、攻撃とみなされるアクションを取る必要がないと判断されているケースです。
技術価値が低く、収益を生み出すものではないと考えられます。

B. 実は収益を生み出している可能性(または今後生み出す可能性が高い)がある特許である

競合他社から攻撃とみなされるアクションが無い理由が、「その特許の独占性が高く、隙が無い特許」であることが考えられます。競合他社が入る余地がないケースです。
技術価値が高く、現在すでに収益を生み出しているもの、または、将来生み出す可能性が高いものであると考えられます。

AとBは相反していますが、どちらのケースなのか、最終判断は人間の目で行う必要があります。

以上、「YK値が0」の特許が持つ可能性についてご紹介しました。
ご参考いただけると有り難いです。

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